みなさんは来年の年賀状出しますか?
年々年賀状を出す人が減ってきている、というのはニュースで聞いたりして感じますよね。
令和7年用の年賀はがきの減少率は過去最大だそうです。
発行部数は10億7000万枚。前年は14億4000万枚だったので、約3億7000万、25%減だそうです。
ピークは平成16年用の44億枚。それと比べるとすごく減っていることが分かりますね。
近年はメールやSNSの発達により、新年の挨拶もLINEなどで済ませる人が多くなったのが大きな要因と考えられます。また、今年の10月にはがきが63円から85円に値上げされたことも影響しているのではないかと思います。
「年賀状じまい」って言葉もできましたね。
そんな中で私は来年の年賀状を出しました。
7枚。
正直もう出さなくてもいいかな、とも思ったんですが、なぜいまだに年賀状を出し続けるのか、理由を考えてみました。
手書きの良さがあるから
挨拶するだけならSNSで十分事足ります。
しかし、年に1回くらいは少し手間をかけて挨拶したいな、と思います。
もらう立場になった時も、師走の忙しい時期にわざわざはがきを買って、自分宛に一言添えて出してくれたと思うとやっぱり嬉しく思いますね。
手書きで書かれたものには相手の体温を感じるようで、デジタルとは違う特別感を感じます。
そう感じるのは私が昭和生まれだからかもしれませんね。
生まれた時からデジタルが身近にあった世代は感じ方が違う可能性は大いにありますよね。
実は今回の年賀状を出すか迷っていたときに、普段からLINEをやり取りする友達に「今年 年賀状どうする?」って聞いてみたら「ここだけはやり取りしよう!」となって、続ける事になった、という理由もあります。
普段からSNSでやり取りすることが多い間柄だからこそ、たまには違う形で挨拶したいっていうのもあるのではないでしょうか。
誕生日プレゼントにメッセージカードを付けたりすることありますよね?
そんな感じでちょっとしたプレゼント感覚もあるような気がします。
普段なかなか言えない感謝を手書きで伝えるのもいいですよね。
年賀状でしかつながりがない人がいるから
古くからの知り合い、親戚、恩師。
そういった人の場合、メールやSNSを知らない事も多く、年賀状だけのつながりとなっている場合があります。
年賀状を出すのをやめてしまうと、完全なる音信不通となってしまう。それはちょっと寂しい。
そう思って、年に1回近況を伝える意味もあって年賀状を続けています。
電話したり直接会ったりするのは別にしなくていいかな、と思うので、年賀状くらいの距離感がちょうどいいような気がします。
付き合いがあるから
仕事の付き合いで仕方なく出し続けている、という方もいますよね。
年賀状を出すのも仕事のひとつになっているところもあるかと思います。
私は以前の職場で年賀状を出す仕事の担当だったのですが、正直大変でした。
住所チェックはしないといけないし、喪中にも気を付けなければいけない、新しい取引先も忘れずに追加しないといけない。
けっこう頭の痛い仕事のひとつでした。
ただ、近年は企業でも年賀状じまいをするところもかなり見受けられたので、もしかしたらお互いどちらが「やめる」と言い出すか、待ってる場合もあるかもしれませんね。
お年玉くじがついているから
年賀はがきにはお年玉くじがついていますよね。
それもちょっとした楽しみになっています。抽選発表の日は地味にワクワク。
令和7年用の年賀はがきの1等は現金30万円だそうです。あたりますように☆彡
また、企業もこの年賀はがきの抽選番号を使って、割引が受けられるイベントをしていたりします。
そちらだと末尾の1桁があっていたら10%割引など、かなりお得なので、年賀状くれた人に感謝です。(笑)
お正月にLINEを送るのを忘れるから
SNSでつながっている人にはお正月にLINEすればいいや~と思って、
忘れる事があります(;´∀`)
年末年始のお休みの期間で、旅行の準備でバタバタしていたり、ただダラダラしていたりで、気が付いたらお正月が終わっていたりします。
相手からLINEが来ていたのに未読スルーしてた時などは冷や汗ものです🥶
年賀状を出しておけば自動的に年始の挨拶は済んでいるので、絶対忘れたくない人には出しておいた方が安心だな~と思っています。
いまだに年賀状を出し続ける理由を考えてみました。
SNSの普及や郵便料金の値上がりなど年賀状を取り巻く環境は年々厳しくなっていますので、来年の状況はまた変わるかもしれないですね。
ただ、私としては自己満足で出しているところもあるので、例えばこちらが年賀状を出して、相手からはLINEで返信が来ても全然嬉しいですし、通信のツールとして年賀状もゆるく残っていてくれたら嬉しいな、と思います。